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放射線科診療

SAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射

SAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射は、もともと乳がんのあった部位に限局して放射線を短期間に集中して照射する治療方法です。下図のように、複数のチューブが束ねられた形のSAVIアプリケーターという器具を用い、皮膚の1か所から挿入し、乳がん摘出後の内腔に密着するようにチューブを広げ、複数のチューブ各々に小さな放射線源を通して治療します。欧米ではすでに多くの患者さんがこの治療を受け、安全性と有効性が確認されています。岡山大学病院は日本で7番目にSAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射を開始しました。

SAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射  
図1  

乳房温存療法において行われる放射線治療では「全乳房照射」が現在の標準治療で、5-6週間かけて、週5回、乳房全体に放射線を照射しますが、SAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射では、1日2回、計10回の放射線照射を行います。1回の照射は5-10分程度です。全乳房照射と比較し、非再発率は同等で、晩期有害事象は減少すると報告されています。

①早期乳がんであること、②年齢が40歳以上であること、が必要で逆に、③生検の結果、特殊な乳がんだった場合、④過去に乳がんになったことがある場合、⑤今回の乳がんに対してすでに抗がん剤治療や放射線治療を行ってしまった場合、にはこの治療の対象にはなりません。

SAVIアプリケーターを用いた加速乳房部分照射は乳腺外科と共同で行っています。

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